GA4にはもう慣れた?用語などを再確認してみよう その2
前回の記事からの続き?です。
今更感も漂いますが、前回はGA4の分析の軸と計測の単位についてお伝えしました。
今回は、新しい概念「エンゲージメント」に関する指標についてご説明したいと思います。(これまた今更…)
エンゲージメントを理解しよう
GA4(Google Analytics 4)では「エンゲージメント」という概念が重要です。
一般的に「エンゲージメント」とは、誓約・婚約・約束・雇用などの意味がありますが、GA4においては「かみ合っていること」「互いにピッタリした接触」という意味がしっくりきます。
ユーザーが見たいと思っている内容と、Webサイトやアプリで見せたいと思っているものが合っているかどうか、つまりユーザーがちゃんと見て、操作してくれているかどうかを示すものです。
(確かに、アナリティクスヘルプには「サイトやアプリのユーザーの操作」と書いてあるのですが、個人的にはどうもしっくりこないように感じています。)
つまりは、ちゃんと見て、なんらかの操作をしてくれていること、です。
エンゲージメント時間
エンゲージメント時間とは、ユーザーがWebサイトやアプリで実際に見て操作している時間の合計を示します。
具体的には、ページをスクロール、ボタンをクリック、フォームを入力、動画を再生するなどのアクションが含まれます。
- Webサイトの場合: タブがアクティブでない(別のタブを見ている)場合はエンゲージメント時間に加算されません(セッション継続時間には加算されます)。
- アプリの場合: アプリがバックグラウンドに移動している時間はエンゲージメント時間に加算されません。
エンゲージのあったセッション
エンゲージのあったセッションとは、ユーザーがWebサイトやアプリを実際に見て操作しているセッションのことを指します。GA4では、以下の条件のいずれかを満たすセッションをエンゲージセッションと定義しています:
- セッションの持続時間が10秒以上である。(カスタマイズ可能)
- コンバージョンイベントが発生している。
- 2ページ以上の閲覧が行われている。
エンゲージメント率
エンゲージメント率とは、全セッションのうち、エンゲージセッションの割合を示します。つまり、ユーザーがちゃんと見て、操作してくれたセッションの割合です。
以前のUA(Universal Analytics)では、「直帰率」が重要な指標の1つとされていました。
直帰の定義は「1ページのみ閲覧してそのWebサイトを離れること」でしたが、現在の検索行動を考えると、1ページだけ見て離れるのは自然な行動です。
GA4では「直帰」の定義が変わり、「エンゲージメント」の逆を意味しています。以下の全てを満たすセッションが「直帰」となります:
- セッションの持続時間が10秒未満
- コンバージョンイベントが発生しない
- ページビューが1ページのみ
GA4では直帰率よりもエンゲージメント率の方が重視されています。
エンゲージメントの重要性
GA4におけるエンゲージメントは、ユーザーがサイトやアプリでどれだけ積極的に関与しているかを測定するための重要な指標です。エンゲージメント率、エンゲージメント時間、エンゲージセッションなどの指標を活用することで、ユーザー体験やマーケティング効果を評価し、改善点を見つけることができます。エンゲージメントを高める施策を実施することで、ユーザーの満足度を向上させること(ひいては、最終的なビジネス成果を向上させること)が可能になっていきます。