もう一歩“伝わる”フォームへ。見直しのヒント
お問い合わせフォームは、時代やユーザーの使い方の変化にあわせて、ちょっとした見直しが効果を生むこともあります。
この記事では、お問い合わせフォームからの離脱を減らすための見直しポイントと、迷惑メール対策(reCAPTCHA)について、わかりやすくご紹介します。
離脱が起きやすいフォームの特徴
フォームの使いづらさや項目の多さが原因で、送信前に離脱されてしまうケースが意外と多いようです。
フォームから離脱される原因はさまざまですが、よくあるのは以下のようなケースです。
- 入力項目が多すぎて、面倒に感じる
- 必須項目が多くて、途中で断念
- エラーメッセージが分かりづらく、何が間違ってるか分からない
- 「送信」ボタンを押しても反応がない
- そもそもスマホから入力しにくい
これでは、お問い合わせをしようとした気持ちも冷めてしまいますよね。
離脱を減らすための見直しポイント
本当に必要な項目だけに絞る
「部署名」「役職」「会社のURL」など、初回の問い合わせ時点では不要な項目が入っていないか見直してみましょう。
必要最低限にしておくことで、ユーザーのストレスが減り、送信率が上がります。
✅ 最低限でもOKな例:
お名前
メールアドレス(または電話番号)
お問い合わせ内容(自由記述)
入力エラーをわかりやすく伝える
「※正しく入力してください」とだけ出て、どこが間違っているか分からない。
こんな状態は、ユーザーの離脱を加速させる原因になります。
エラーは項目ごとに「全角で入力されています」など具体的に表示することがポイントです。
スマホでの使いやすさもチェック
今やフォーム入力の半数以上がスマホからというケースも珍しくありません。
スマホで開いたときに:
- 文字が小さすぎないか
- タップしにくいチェックボックスがないか
- キーボードが適切に切り替わるか(例:電話番号で数字入力になる など)
こうした細かい点の改善で、ユーザーの離脱を防げます。
フォームを守る「迷惑メール対策」も大事
一方で、フォームからスパムや広告が大量に届いてしまう…というお悩みもよくあります。
そんなときはGoogleの「reCAPTCHA(リキャプチャ)」の導入をおすすめしております。
reCAPTCHAとは?
人間かロボットかを判別する仕組みで、「私はロボットではありません」というチェックを入れるタイプのものや、チェックすら不要なタイプも登場しています。
なぜ必要なの?
- 自動送信プログラムによるスパムをブロック
- 不正アクセスやセキュリティリスクの軽減
- フォームの信頼性がアップ
導入には少し設定が必要ですが、無料で利用可能です。
WordPressや主要なCMSなら、専用のプラグインで簡単に組み込めます。
まとめ:フォームは”最初の接点”、小さな改善が大きな効果に
お問い合わせフォームは、お客様が最初にコンタクトを取る場所。
ちょっとしたつまずきでチャンスを逃しているかもしれません。
- 項目は少なくシンプルに
- 入力エラーはわかりやすく
- スマホでも快適に使えるように
- 迷惑メール対策も忘れずに
この機会に、ぜひ一度フォームを見直してみてください。
「どう直したらいいか分からない…」という方は、お気軽にご相談ください!